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シニアはテレビ電話・ビデオ通話をどうしてる?30人に聞いてみた方法と対策

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家族とは遠く離れているので、最近は電話で通話をよくします

元気かどうか心配だったから、確認のために電話したはずなのに、顔が見えないことでお互いの表情がわからなくて不安になるときがありますよね。

特に60歳以上のシニア世代は、耳が聞こえにくかったりして、なかなかうまくコミュニケーションがとれないことも…

そこで、テレビ電話・ビデオ通話をしてみたいと思ったのですが、機械音痴だったり、パソコン音痴だったり、スマホもあまり使えない…となるとなかなかハードルが高い!

そこで、20~50代の30人の男女に親や祖父母とどのようにテレビ電話・ビデオ通話を行っているか聞いてみました!

  • どうせ電話するなら、あまり会えない孫の様子を親に見せよう
  • 今は会えないけど、元気な姿を確認したい
  • 耳が遠いから表情を見て話したい

そんなあなたに向けて、今シニアがどうやってテレビ電話やビデオ通話をしているか紹介したいと思います

60歳以上のビデオ通話で使う機器【1位:スマホ】

ビデオ通話で使った機器

60歳以上の方がビデオ通話で使っている機器は以下のようになりました。

  1. スマホ(アンドロイド端末、iPhone)
  2. パソコン
  3. タブレット・iPad

他にも、テレビ電話専用の機器を使っている人もいるのかなと思ったのですが、意外にも聞いた中にはいませんでした

▼テレビ電話の機能だけの機械(値段的には格安スマホと変わらない…)

60歳以上のビデオ通話で使うアプリは【1位:LINE】

ビデオ通話で使ったアプリ 

 

60歳以上の方がビデオ通話で使っているアプリは以下のようになりました。

  1. LINE(ライン)
  2. FaceTime(フェイスタイム)
  3. Skype(スカイプ)
  4. ZOOM(ズーム)
  5. hang out(ハングアウト)

やはり、LINEはもともとから使っている人が多いので、7割以上でした

Skypeは、フリーのメールアドレスでもIDが作成できるので、携帯のキャリア契約(docomoなど)をしていなくても通話が可能なので、パソコン、スマホともに利用者がいますね。

FaceTimeもキャリア契約がなくてものiPhoneやiPad、MacBook同士であれば登録なしで使用できるので一度使い方を覚えてしまえば簡単で人気です。

ZOOMはウェブ会議で有名なアプリですが、パソコン、スマホで使え、参加する側はミーティングIDを教えてもらうだけで参加できるので、登録なしで会話ができます。

hang outはGoogleのサービスで、Googleアカウント(Gmailアドレス)があれば、簡単に使うことができます。

 

 

60歳以上のビデオ通話の通信環境【1位:無線LAN】

ビデオ通話で使った通信環境

60歳以上の方がビデオ通話で使っている通信環境は以下のようになりました。

  1. 無線LAN
  2. キャリア回線(docomo、au、ソフトバンクなど)
  3. 格安sim(ヤフーモバイルなど)

ビデオ通話はアプリなどを利用すると電話回線ではなくパケット通信なので無線LANを利用するのが安心ですし、高速であれば接続が安定します。

LINEでチャットするだけより通信量が多いですし

また、キャリア回線や格安simの回線であれば、外でも使うことができます。

 

60歳以上のビデオ通話で困ったことと対策

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今のデジタル・ネイティブ世代と比べて、シニア世代は機械に苦手意識を持つ人も少なくないと思います。

変なところを触ってしまって壊してしまいそう…

実際、困ったことを聞いてみるといろんな意見がありましたので、まとめてみました。

また、そのときの対策も紹介したいと思います。

アプリの使い方がわからない

アプリの使い方がわからなかったので教えたという人は多数を占めました。

もともとLINEを使っていたシニアでさえ、ビデオ通話機能があることを知らない人も多いです。

使い方を説明するために子どもや孫は以下のような対策をしてビデオ通話をしました。

  • 最初にLINEのメッセージのほうで使い方をメッセージで教えた
  • まずは通話をして説明した
  • 着信と発信の練習をした
  • 紙のメモを書いて教えた

「最初は、祖母が、テレビ電話に変える方法がわかるか心配だったが、説明をしたらわかってくれたのでテレビ電話をすることができた」
「結局、あれこれ押している内に繋がったけれど事前にやり方のサイトなど見てもらっておけば良かった」
「着信と発信の練習を何度もして苦労しましたが、出来るようになったときは大喜びしていました」
なんだかんだ使っているうちにつながって、そのときの喜びはひとしおということのようです。

スマホを持っていない

「スマホは必要ない、いらない」と思っていても、今後の人生はまだまだ長いです。

今後、デジタルが発展したり、急な外出自粛や入院に備えて、スマホを持っていることが強みになります。

親子で携帯ショップに行くこともおすすめです。

「スマホを持っていなかったので、ネットからの申込方法を教えてあげた」という意見もあり、一緒に行けないのであれば、ネットから申し込むこともぜひ考えてみてください。

スマホの使い方がわかならい

「スマホの使い方を教えるのが大変だった」と答えた人は、娘に祖母の家に行って、娘が操作をして教えた、一緒に住んでた叔母さんに手伝ってもらったなど、操作がわかる家族に手伝ってもらうのも一つの手です。

docomoなどキャリアのショップでは、ビデオ通話の仕方を教えてもらうことは頼めばできるので、利用してみるのもいいでしょう。

「スマホの使い方がよくわかっていなくて電話をとってもらえなかったので方法を教えた」
「はじめは相手が使い方がわからず、かけてもビデオ画面にすることができなかったり顔がちゃんと映らなかった。通話しながら説明してなんとか普通に使えるようになった」

こちらも、使いながらでも覚えていくといいでしょう。

回線が安定しない

「電波状況により、うまくビデオが機能しないときがありました。克服方法は特になく、なるべく電波状況の良いところで利用しています」
「通信環境が良くなく、画面や音がとぎれとぎれになって、会話がしづらかったです」
「声が時々途切れ途切れになるので、場所を変えたりした、電波がよいところなどに移動した」

無線LANの機械(Wi-Fiのルーターなど)が部屋を隔てているときは回線が安定しないこともあります。

部屋を移動してみたり、Wi-Fi中継機やPocket WiFi、キャリア回線などを利用してみることも考えてみてください。

カメラがどこかわからない

「最初はカメラがどこに付いているのか把握できずに、自分が映らない映らないと言っていました」

最近のスマホはカメラが小さく、シニアには見ずらいかもしれませんが、壊れていなければ映りますので慌てず見れば大丈夫です。

まとめ

「相手から発信するのは難しいのであれば、こちらからかけるようにしている。受信するのは簡単なようだ。」

実際テレビ電話やビデオ通話を利用してみて、使いにくい場合は相手からかけてもらうといいですね。

「曾孫の顔を見せてあげたかった」

「実家から離れたところに住んでおり年に1回しか会わないので、顔がいつでも見れるようにビデオ通話を利用しています。」

「長く旅行に行っていたので親が元気が気になってビデオ通話をあらかじめできるようにしといて旅行先で親とビデオ通話をしました。」

「祖母から電話が来て、顔が見たかったのでテレビ電話に変えたことがきっかけです。」

「祖母がスマホを買ったからしてみようと思った」

スマホ購入自体がビデオ通話のきっかけとなることもあるんですね。

「自分の親に、私と3歳のこどもの姿を見せて話をしたかった。」

「祖母の耳が遠くなり電話での会話が難しくなったため、顔の表情が見えるテレビ電話の方がいいと家族から提案があったためビデオ通話を始めました。」

「我が子が顔を見て話したがるので、ビデオ通話にして話しています。話の内容は意味もない世間話です。」

「しばらく実家に行っていないので顔を見て様子を見たかった。」

「今では家の電話より携帯より、ビデオ通話が日常的になりました。」

実際使い始めると日常的になるという意見もあり、顔をみて話すことが日常的になるといいですね。

こちらの記事が参考になれば幸いです♪